診療について

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発毛・育毛コースについて

来院のペースは、基本1ヶ月に1回となります。【初診50分程度】【再診10分程度】

初回来院時の流れ
カウンセリング

カウンセリング

医師が患者様の頭髪の状態をお聞きします。また診療内容や費用など、患者様からの疑問に丁寧にお答えします。

写真撮影

写真撮影

写真撮影をすることで、頭髪の状態を記録します。
来院時に撮影をし初診時と治療の経過状況を多角的に判定していきます。

診察

診察

医師が、頭部を触診、視診、脱毛症の診断、健康状態の確認などをします。また、食・生活習慣や遺伝的背景などを問診することで、総合的な診断を行います。

血圧測定・採血

血圧測定・採血

血圧測定や採血で、身体の状態を正確に判断します。薬を長期的に投与しても問題ないかなどを判断するために必要となります。

薬剤処方

薬剤処方(当日処方可)

内服薬を診察後にお渡しします。2回目以降は、オンライン診療も可能です。

無料カウンセリング申込 新規ご予約もこちらから お問い合わせ

AGAと薄毛の診断について

当院では、AR遺伝子と生活習慣を検査し調べることで薄毛に対する主たる原因と治療方法が決められます。男性型脱毛症(AGA)をおこす遺伝的要素は7割と言われています。

遺伝的な薄毛(男性型脱毛症:AGA)のリスクを簡単に遺伝子レベルで検査が出来ます。これは23対ある性染色体のうち、23番目のX染色体の中に含まれる塩基配列のうち、C(シトシン)、A(アミン)、G(グアニン)とGGCのリピート数が少ないと遺伝的に「男性型脱毛症のリスクが高い」とされています。 このリスクが高いからといって、めげる必要はありません。CAGのリピート数が少ないほど、当院の治療内服薬のひとつ「デュタステリド」という薬の感受性が高くなりますので、治療効果に期待が持てるということになります。

AGA(エージーエー:男性型脱毛症)の主な原因物質はDHT(ジヒドロテストステロン)。男性型脱毛症では、脱毛部分の頭皮に多量のDHTが確認されています。DHTは5α-還元酵素によってテストステロンから作られ、このDHTが毛乳頭細胞に存在する受容体と結合すると、脱毛の信号が出され、成長期が終了してしまいます。そのため毛髪が長く太い毛に成長する前に抜けてしまう。十分に成長していない細く短い毛髪が多くなることで、全体として薄毛が目立つようになります。AGAは進行性なのです。

人間は不老不死ではありませんので、毛母細胞も年と伴に劣化していきます。これが加齢に伴う薄毛ですので、ホルモンの支配領域に関係なく全体的に薄毛となります。年と伴に薄毛になっていくのと、AGAは基本的に違うのだということを理解して頂けたらと思います。

メタボリック症候群に上げられる「高脂血症」「糖尿病」「高血圧」などに加えて、ストレスや睡眠不足・食生活など様々な生活習慣が薄毛の原因になることがあります。

せっかくAR遺伝子検査で薬の感受性が確認できても、寝不足や喫煙、過度のストレスを抱えたままでは理想へ近づく道も遠くなってしまいます。治療中はもちろんのこと、日頃からの生活習慣の改善を念頭において治療を開始するべきと考えています。

AGAと薄毛の治療について

治療に当たってはミノキシジルとデュタステリドの併用内服が基本となります。

デュタステリドは、脱毛防止の薬となります。 しかし、脱毛を防止しただけでは本人の期待を超える発毛効果は難しいのです。 そこで、ミノキシジルを併用することで、ミノキシジルが発毛を促します。

治療効果が見られるのは、個人差はあるものの治療開始後4-6か月くらいの方が多いです。個人的な実感だけではなく、来院時に写真を撮って、他覚的にも評価するようにしています。

男性型脱毛(AGA)は、毛根の消失はなく正確には毛周期の 短縮により、毛が太く長くなる前に脱落してしまう症状であって、細くて短いながらも毛は存在しています。 デュタステリドは男性ホルモンの作用をブロックすることで、毛周期を延長することにより脱毛を抑制し毛を濃くする効果はありますが、発毛促進の効果がある薬ではありません。 体質的に歳を経るごとに薄毛が進行するのに対して、原因物質を抑えることで毛髪自体は高い確率で維持できます。

「ミノキシジル」は、脱毛抑制のデュタステリドとは異なり、直接毛母細胞に働きかけ、毛母細胞の分裂を活性化させ、毛髪の成長を早める働きをし、発毛を促します。

ミノキシジルによって発毛を促進し、デュタステリドにより今ある毛の脱毛を防止するとともにミノキシジルで生えた毛が産毛の段階で抜け落ちないように防ぐことで、かなりの方に効果に期待が出来ます。

このようにミノキシジルとデュタステリドは、併用することで治療効果を発揮します。

これまで、たくさんの患者さんを診てきましたが、一人として将来にわたる重篤な副作用を生じた方はおりませんので、安心して治療に専念して頂けると思います。しかし、長期による内服には肝臓や腎臓に負担をかけることがありますので、定期的な採血にてより安全性を高めるよう心がけています。

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