よくある質問

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治療効果はどれくらいで出ますか?
個人差はありますが、90%くらいの患者さんは4-6か月でなんらかの効果を実感し、治療に満足されています。
いつまで治療を続けなければならないのですか?
満足度に個人差がありますので、一概にはいつまでと言い切れませんが、多くの方は1~2年でご満足いただいた後徐々に内服頻度を減らしていき、維持していきます。あくまでも個々の患者様の満足度がゴールになりますので、治療を開始する段階である程度の目標を示唆させていただきます。
他のクリニックとの違いはなんですか?
ミノキシジルとフィナステリドの処方や、患者さんの体調や頭髪の状態に合わせた治療プランを提示できることも当クリニックの特徴といえます。
AGA(エージーエー:男性型脱毛症)とは?
毛包が十分に成長しないため、髪の毛が太く長く育たないうちに抜けてしまい、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。ただし、AGA(男性型脱毛症)で、薄毛になっていても、毛包が存在している限り、髪の毛は太く長く育つ可能性があります。
ハミルトン・ノウッド分類とは?
薄毛には一定の進行パターンがあります。生え際から後退していく「M型」と、頭頂部から薄くなっていく「O型」です。この進行工程を1942年にアメリカのハミルトンという皮膚科医師が分類して、1975年ノーウッド医師が改良したことから「ハミルトン・ノウッド分類」と呼ばれ、薄毛進行の目安として汎用されています。
AGAの原因は?
AGA(男性型脱毛症)の主な原因物質はDHT(ジヒドロテストステロン)。男性型脱毛症では、脱毛部分の頭皮に多量のDHTが確認されていいます。DHTは5α-還元酵素によってテストステロンから作られ、このDHTが毛乳頭細胞に存在する受容体と結合すると、脱毛の信号が出され、成長期が終了してしまいます。そのため毛髪が長く太い毛に成長する前に抜けてしまいます。十分に成長していない細く短い毛髪が多くなることで、全体として薄毛が目立つようになります。AGAは進行性です。
加齢にともなう薄毛とAGAは違いますか?
人間不老不死ではありませんので、毛母細胞も年とともに劣化していきます。これが加齢に伴う薄毛ですので、ホルモンの支配領域に関係なく全体的に薄毛となります。年と伴に薄毛になっていくのと、AGAは基本的に違うのだということを理解して頂けたらと思います。
生活習慣と薄毛の関係は?
身体と同じく毛髪も健康を保つには栄養が必要となり、バランスの偏った食事や睡眠不足などの生活が続いては、頭皮の栄養状態が悪くなり、髪は成長しにくくなってしまいます。
ストレスは薄毛の原因になりますか?
あらゆる疾患に悪影響ともいえるストレス。もちろん脱毛や薄毛にとっても例外ではありません。ストレスが自律神経やホルモンのバランスを乱す⇒血流が悪化⇒毛根に栄養分を十分運べない⇒髪が成長しない⇒結果的に脱毛の原因ともなります。
お酒やタバコの薄毛に影響しますか?
喫煙は髪に限らず、「百害あって一利なし」です。ニコチンは毛細血管の収縮を助長させますので、毛母細胞の萎縮を招き脱毛の原因になりえます。飲酒は適度であれば問題ないのですが、過度の飲酒は肝機能障害やアルコール依存による睡眠障害など、間接的に脱毛の原因になりうることがあります。楽しいお酒を適量たしなむ程度が良いと思います。
なぜミノキシジルとフィナステリド2種類の薬を併用が必要なの?
ミノキシジルによって発毛を促進し、フィナステリドにより今ある毛の脱毛を防止するとともにミノキシジルで生えた毛が産毛の段階で抜け落ちないように防ぐことで、効果に期待が出来ます。このようにミノキシジルとフィナス テリドは、併用することで治療効果を発揮します。
フィナステリドとは?
男性型脱毛(AGA)は、毛根の消失はなく正確には毛周期の短縮により、毛が太く長くなる前に脱落してしまう症状であって、細くて短いながらも毛は存在しています。フィナステリドは男性ホルモンの作用をブロックすることで、毛周期を延長することにより、脱毛を抑制し毛を濃くする効果はあるが、発毛促進の効果がある薬ではありません。体質的に歳を経るごとに薄毛が進行するのに対して、原因物質を抑えることで毛髪自体は高い確率で維持できます。
ミノキシジルとは?
「ミノキシジル」の薬効は元々は毛細血管を血圧を下げるもので、米国で使われ始めました。そのため毛髪付近の血管も例外なく拡張され、頭皮全体の血行をよくする効果が確認されています。現在、多くの抗高血圧薬が世にありますが、このミノキシジルだけが、脱毛抑制のフィナステリドとは異なり、直接毛母細胞に働きかけ、毛母細胞の分裂を活性化させ、髪成長を早める働きをし、発毛を促します。
AR遺伝子検査で何がわかりますか?
男性型脱毛症の原因は男性ホルモンの中にあるアンドゲンによる影響が最も大きいと考えられます。AR遺伝子検査では、このアンドゲンを受け取る受容体(アンドゲンレセプター)の感受性の高さを遺伝子レベルで分析し、男性型脱毛症のリスクと・フィナステリドによる治療効果の予測ができます。これは23対ある性染色体のうち、23番目のX染色体の中に含まれる塩基配列のうち、C(シトシン)、A(アミン)、G(グアニン)とGGCのリピート数が少ないと遺伝的に「男性型脱毛症のリスクが高い」とされています。 このリスクが高いからといって、めげる必要はありません。CAGのリピート数が少ないほど、フィナステリドの感受性が高くなりますので、治療効果に期待が持てるということになります。
AR遺伝子検査の検査方法は?
男性型脱毛症(AGA)の発症に関与しているアンドロゲンレセプターを調べる検査です。検査方法は、カルポーター(綿棒)で頬の内側をこすりの細胞を採取するだけです。約2週間で検査結果がでます。
生活習慣病採血検査とは?
髪の毛のことが分かる検査ではありませんが、体調面や副作用のチェックのため当院では1年に1回の採血検査を行なっております。
頭皮が脂っぽいと薄毛になりますか?
男性の場合多くの方がご自分の頭皮を「脂っぽい」と感じています。しかし、単なる脂っぽさによって脱毛が増えることはありません。常にヘルメットをかぶったり帽子をかぶっている方でも脱毛しない人は脱毛しません。汗が過度に酸化し、頭皮に炎症を起こすようなことさえなければ脱毛の原因にはならないのです。1~2日に一度、適切な洗髪を心がければ問題になることはありません。まれに脂漏性湿疹のように頭皮の常在菌が悪影響を及ぼすことがありますので、視診にて適切な洗髪の仕方やシャンプーなどのアドバイスをしていきます。
パーマやヘアーカラーはいけないの?
頭皮に合わないパーマ液や染料液を使うと、頭皮に一時的な炎症を起こします。この炎症がすぐに治まれば全く問題ありません。しかし、頭皮が弱い方で炎症が長期にわたって続きますと、毛母細胞にまで炎症が波及し脱毛の原因になることがあります。頭皮に合ったパーマ液やヘアーカラー液を使っていただく分には全く問題ありません。
洗髪の正しい仕方は?
頭皮に負担をかけないことが基本になります。つめを立てたり、過度にヘアーブラシで擦るのは頭皮を傷つけてしまい、炎症によって逆に脱毛の原因になることがあります。まずはシャワーでよくすすぎ、少量のシャンプーを手のひらであわ立て、指の腹で優しく頭皮をマッサージするようにしていただければ十分です。これで95%のほこりやよごれはとれるといわれています。仕上げにまたしっかりとシャワーでシャンプーのぬめりけがなくなるまで流してもらえれば大丈夫です。
昔から言われているわかめは髪にいいの?
わかめなどの海藻類にはヨウドが豊富に含まれているため、髪のツヤやコシには効果があります。その他微量元素(亜鉛、銅、セレン)などは同様の効果があります。これらの微量元素は様々な食物に含まれていますが、十分な量を食物のみから採ろうとするとカロリーオーバーになってしまうこともありますので、サプリメントを有効に摂取していただくと良いと思います。
白髪は治せるの?
白髪だけでなく、何故髪は生えるのか、何故薄毛になるのかについてはまだまだ医学的に解明できていないことが沢山あります。毛髪をつくる毛母細胞は透明白色ですが、メラニン細胞がつくり出すメラニン色素を取り込むことで色がつきます。何らかの影響でこのメラニン色素を取り込むことができなくなると白髪の原因になります。多くは加齢に伴って多くなってきます。また、ストレスや血友病など特定の病気でも白髪になることがあり、この場合原因となる病気が治れば元に戻ります。 しかし、加齢に伴う白髪の場合は元に戻ることは難しいです。白髪は決して抜いたりせず、染めることをお勧めいたします。髪は何度も抜いているうちに毛母細胞が萎縮し、生えてこなくなってしまうからです。長期的にみて、白髪でも大切な1本ですから、根元で切るか、染めたほうが良いと思います。
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