顔の印象の8割は眉毛で決まる!
医療アートメイクとは
アートメイクは皮膚の浅い部分に色素を入れるため、1回目で30〜40%の定着。2~3回の施術を重ねて、顔や頭皮になじむ色合いやデザインを完成させます。
アートメイクは時間が経つと徐々に消え、タトゥーは入れると永久に残る、という違いがあります。
アートメイクとは表皮から0.02~0.03mmの部分に専用のニードルで色素を着色していきます。タトゥーとは違い表皮部分に着色するので新陳代謝と共に1年~3年の間に徐々に薄くなっていきます。(個人差はあります。)定期的なメンテナンスをしておくことで、常にキレイな状態をキープすることも可能です。当院では法律、厚生労働省の指導に則り、訓練を受けた医療有資格者がすべての施術をおこないます。
昔と現在のアートメイクの違い
色素を入れる場所が深かったため、ナチュラルさはなくベタッとした感じが多く、昔のアートメイクは10年もったなど言うが、持てばいいわけではなく、変色もしてしまう。
現在のメディカルアートメイクは、直後からナチュラル、すっぴんに馴染む眉デザインとなります。基本2回の施術で完成となり、個人差はありますが持続期間は約2年。
いつまで持つの?
メディカルアートメイクは皮膚の浅いところに色素を入れていくため、肌の新陳代謝を繰り返しにより、2年ほどかけ徐々に薄くなっていきます。個人差はありますが、代謝のいい方、若い方のほうが、退色が早くなります。施術後のアフターケアによっても、持ちはだいぶ変わります。
施術中の痛みはありますか?
施術中は、塗り薬タイプの麻酔薬を使用しますので、痛みを軽減することができます。眉毛は、毛抜きで太い毛を抜くような痛さとよく言われます。痛みの感じ方は、個人差はありますが、麻酔をするので途中で施術を中止した方はいません。
施術中に痛みがある場合は、我慢をせず施術担当看護師にお伝えください。
人は左右対象ではない。 黄金比は、1:1.618
人は脚を組んだり、噛み癖があったりすることもあり、誰でも左右ずれています。万人に美しい、かっこいいと思われる形の黄金比率は1:1.618。この比率のものを人が見ると本能的に美しいと感じます。眉毛の黄金比とは、目を1としたときの眉の長さを1.618にします。
1回目のアートメイクは、土台づくりとし、黄金比で骨格の上にのせてデザインをしていくのが基本です。その後、2回目までの間にすっぴんのとき、メイクをしたときなど眉毛をよく観察してもらいます。理想や希望の眉に1回目からアートメイクで描くことはできますが、すぐに消すことはできないので、黄金比で眉毛の土台作りをし、2回目で完成させると、綺麗なアートメイクとなり顔に馴染みます。
施術方法は?毛並みかパウダーか?
皮膚が治ると蓋がされる、その下でどう発色するかがアートメイクの定着。
毛並み眉アートメイクは、オイリー肌の方には向いていません。
施術直後はとてもキレイなのですが、自分のオイルで徐々に滲んできてしまうことがあるためです。滲んだものの上から毛並みを描くことは難しいので、1回目は少し隙間をあけて描いていきます。
看護師が状態を確認し、アートメイクが残らない方にはパウダー施術を勧める場合もあります。
眉アートメイク施術の流れ・経過
当日の施術の流れ[所要時間約2時間]
①カウンセリング:
アートメイクについてや施術後の注意事項やアフターケアについての説明をいたします。
②医師の診察
アートメイクは医療行為のため診察が必要です。
③デザイン
お客様の希望のイメージを伺い、カラーや形を決めて行きます。普段のメイクの雰囲気はデザインの参考になりますのでメイクをしてご来院をお勧めしておりますが、眉マスカラは避けてご来院ください。
④麻酔
施術中の痛みを最小限に抑えるため、クリームタイプの麻酔薬を塗布します。
⑤施術開始
麻酔が効き始めましたら、施術を開始します。施術時間は2時間程度です。
⑤施術完了
1回目の施術直後は、色が濃く発色します。眉に限らず、初めてアートメイクを受ける皮膚は色素が施術部に定着しきらないで、退色してしまう場合が多く、そのため1回目の施術後から1ヶ月経過後、まだらに色味が抜けてきたタイミングで、2回目の施術を推奨しております。
アートメイクができるのは医療従事者だけです
アートメイクは、医療機関で医師、もしくは医師の指導を受けた看護師しか、施術することができません。
平成13年11月8日、厚生労働省より「針先に色素を付けながら、皮膚の表面に墨等の色素を入れる行為」は、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反する、という通知が出されています。アートメイクもこれに該当するため、施術担当者は医療従事者である必要があります。新橋メディカルアートクリニックでは、医師による指導の下で看護師が施術を行っています。
アートメイクができない禁忌症
施術者によるアートメイク施術説明をご理解頂いた上で、施術ができない、もしくは医師の診断の上、施術を お断りする場合がありますのでご了承ください。
・施術部位に開いた傷、重度または可能したニキビ、活動期の皮膚疾患、重度の心疾患を有する方
・抗凝固血薬療法を行っている方
・出血性疾患、重度の糖尿病、自己免疫疾患、単純性ヘルペスを有する方
・妊娠中・授乳中・妊活中の方。
・心臓病、感染症、糖尿病 (重度) 、アトピー性皮膚炎、ケロイド体質、免疫抑制状態、緑内障、白内障 (アイライン希望者)重度のアレルギー体質、重度の金属アレルギー、局所麻酔アレルギー、施術部の皮膚疾患のある方
・アートメイク施術前後1ヶ月の間にお顔の美容施術(ピーリングや脱毛など)を受けられた方、または受ける予定のある方
・お肌に皮剥けや赤みが生じるスキンケア(ビタミンA製剤 例:ZOSKIN、エンビロン)を使用されている方(アートメイクの前後4週間ほどはご使用を控えて頂ますようお願いいたします。)
また上記以外の治療中疾患、体調不良などの場合も、医師 の診断の上施術をお断りする場合がございます。
美容整形・美容系施術について
美容整形 (ヒアルロン酸・ボトックス等のプチ整形を含む) の予定がある場合は、デザインが崩れる恐れがありますので、 美容整形が完了・完治後4週間以上経過してからご来院ください。 また、ピーリングや脱毛等他の美容系施術を受けられ ている場合も代謝が上がることによって、定着し辛い可能性があるため、4週間以上経過してからのご来院をお勧めしてお ります。また、アートメイク後4週間は美容整形・美容系施術はお控えいただき、担当医師にアートメイクをしていること を必ずお伝えください。
眉アフターケア
・施術後、1週間は患部にワセリンを塗ってください。
・激しい運動やサウナ等発汗を伴う行為は仕上がりが悪くなる恐れがあるため、2週間は避けるようにしてください。
・施術当日は、入浴(浴槽に浸かること)を避け、シャワー浴にしてください。
・感染予防の為、施術後最低でも1週間、可能であれば2週間は海水浴、プール、サウナ、温泉等は避けてください。
・日焼けは色褪せの原因になりますので最低2週間は避けてください。
・瘡蓋になる過程で痒みを伴うことがございますが無理に剥がすと定着するはずの色素が一緒に剥がれてしまう恐れがございますので触らないでください。
・刺激の強い化粧品は1ヵ月避けてください。
・1週間は濡らさないようにしてください。
・オイルクレンジング、オイル美容液は避けてください。
・眉のお化粧は、1週間は避けてください。
・施術後のワセリンは必ず綿棒や清潔なコットンで塗ってください。
施術を受けようと思った方により満足していただけるために、アートメイクを理解してもらった上で施術を受けていただきたいと思っています。ご不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。