髪の毛、とても身近なのに髪については分らないことばかり…という方も多いのではないでしょうか?
髪の毛のキホンについて学んでみましょう。
髪の毛の構造
髪の毛は、内側から順にメデュラ(毛髄質)、コルテックス(毛皮質)、キューティクル(毛小皮)という3層に分かれています。鉛筆のイメージです。鉛筆の芯の部分がメデュラ(毛髄質)、木の部分がコルテックス、表面がキューティクル、この3つのどの部分も主成分はたんぱく質となります。
1番外側にあるキューティクル(毛小皮)は、魚のウロコ状になっていて、健康な髪の毛の場合、これがきちんと並んでいます。ところが、痛んだ髪の毛は、キューティクルの一部分がはがれたりしていて、ツヤがなくなり、手触りが悪くなってしまうのです。キューティクルは、髪の毛の内側を保護する役目があるので、キューティクルが痛むと髪の毛の内側の水分やたんぱく質が失われやすくなり、パサつきの原因となります。