髪の毛にも個性があります。くせ毛や直毛は、毛根の形で違いがでます。毛根がまっすぐならストレートな髪に、歪んでいるとくせ毛になり、その程度で「直毛→波状毛→球状毛」に大きく分れます。
また、髪の毛の形状にも違いがあります。直毛の断面図は円形ですが、くせ毛の断面は楕円形など扁平した形になっています。ちなみに、東洋人には直毛が、西洋・黒人にはくせ毛が多いようです。その理由は、髪の毛の細胞の結びつき方にある考えられています。
髪の毛の太さも人それぞれ、髪の毛の太さにも個人差があり、同じ人でも年齢によって変化します。男性は20代、女性は30代をピークに細くなってきます。太さは、0.05mm-0.15mm。平均で0.07mmくらいです。髪の毛が太いほど硬い髪であるといえます。
髪の毛の太さには、コルテックス(毛皮質)の太さとキューティクル(毛小皮)の数が大きく関わっています。それが多いと髪が太くなり、少ないと髪が細くなります。