2011年12月アーカイブ


忘年会の時期、飲酒の機会が増える方も多いのではないでしょうか。

アルコールが皮膚の乾燥を助長させるって知ってましたか? 
アルコールは、肝臓で毒性のあるアセトアルデヒドという酵素を経て、
無毒な酢酸に分解されます。 日本人の40%は、
飲酒後に毒性の強いアセトアルデヒドの血中濃度の上昇に伴い、
顔面紅潮や動悸、頭痛、悪心、嘔吐などの神経毒素症状(自律神経刺激症状)が
現れやすい遺伝子をもっていると言われています。

 動悸のような症状は、アセトアルデヒドが交換神経末端や副腎髄質から
カテコールアミンという物質を遊離させる為に起こります。 

この「カテコールアミン」こそが体温や皮膚の温度を高める働きがありますので、
皮膚の水分を蒸発させ乾燥を助長させるのです。 

頭皮も皮膚です。
乾燥によって頭皮の炎症がひどくなり、
脱毛の原因にならないように心がけましょう! 


緑茶に含まれるカフェインや、ゴマに含まれるセサミンは、
アルコールの分解を促進させる働きがあります。

コーヒーは、毎日1杯以上飲用すると、
アルコール性肝硬変の発症を抑制するとも言われています。

しかし、カフェインにはアルコール同様、利尿作用があるため、
脱水には気をつけてください。

 適量の楽しいお酒で、今年を振り返り、新しい年を迎えたいものですね!


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