2010年8月アーカイブ

よく、秋は抜け毛が多くなると言われています。

これは夏の疲れや紫外線の影響が起因しています。

頭皮の紫外線対策について

ここ数年、特に今年の夏の暑さは尋常ではありませんよね。

残暑も厳しく、9月いっぱいこの暑さが続くという予報も出ています。

夜も25度を切らない熱帯夜が続きますと、いくらエアコンを使っていたとしても

熟睡は出来ておらず、長期的な寝不足が続いている状態で，疲れがとれません。

日中は35度を超える様な猛暑日続きでは、

熱中症で倒れる人がでるほど体力を消耗してしまいます。

太陽からそそがれる紫外線は否応なく、頭皮をつきさします。

10月、11月を「秋の抜毛シーズン」として、患者さんには

暑くなる7月頃から夏の過ごし方をアドバイスしています。

まだまだ暑い日が続きますが、秋の抜毛対策していきましょう！

次回は、「秋の抜け毛対策」についてお話したいと思います。

8月15日(日)に六本木にある「豚組しゃぶ庵」さんで開催されたリアルツイ飲みに参加してきました。

今回は昨年に続いての2回目だそうです。

『今さら聞けない育毛の常識』と題し、「髪」に関するお話、

その後、個室をお借りし無料カウンセリングをさせていただきました。

無料カウンセリングには多くの相談者の方々にブースまで遊びに来ていただきました。

「髪の悩み」は個々で違います。

相談だけでも安心して頂けたり、「悩み」が解消してもらえれば医者冥利に尽きます。

勿論、治療によって「悩み」が解消するのも一つの手段ですから、

現状を解決するために治療を始めるきっかけにもなっていただければ幸いです。

とても楽しい一日でした。

こういう会を企画、運営していただいた皆さまに心より感謝いたします。

夏休み、プールに行かれる方も多いでしょう。

プールの塩素濃度はどんな方法にせよ、基準値の0.4mg/リットル以上を継続的に維持するように決められているそうです。プールに入った後、髪がごわついたり、プールのインストラクターの方々の髪が脱色しているのはよく見かけます。これは塩素がたんぱく質に付着する性質を持っているからです。それも即効性に髪や皮膚についてしまうため、塩素による影響を受けやすくなります。

・潤いが無くなり、髪がバサバサになる
・フケ、痒みがでる
・枝毛、切れ毛が多くなる
・脱色

等がありましたら要注意です。

プール後にはシャンプーで塩素を落とし、リンスでキューティクルを守りましょう。

では、一般の水道水はどうでしょうか？

水道水中の遊離残留塩素濃度は、各家庭の蛇口(給水栓)で、0.1mg/リットル(0.1ppm)以上の濃度を保持していることが義務づけられています。勿論、場所や汚水具合によって濃度は変わってきますが、プールの基準よりは低く設定されています。一般家庭では水道水で頭髪を洗う以外に方法が考えられませんし、それによる弊害も少ないでしょう。置き水をすると残留塩素は少なくなっていきますが、そこまで気にして洗髪する必要は無いと思います。