2010年6月アーカイブ

FIFAワールドカップを見るにつれ、頭髪は遺伝的要素が高いこと

を実感します。どの国も２０-３０代中心の選手が多いと思いますが、

アフリカや南米ではAGA（男性型脱毛症）になっている選手は少なく、

ヨーロッパの選手は圧倒的にAGA（男性型脱毛症）の選手が多いように感じます。

私は２年ほどベネチアに住んでいたことがありますが、

ナポリなど南イタリアでは、AGA(男性型脱毛症)の人はあまり見かけませんが、

北イタリアに位置するベネチアやミラノでは若くしてAGAの人が多いです。

イタリアの友人によると、北イタリアでは

１８-１９歳位よりAGAが進行する人も多いそうです。

頭皮の常在菌に「マラセチア菌」という真菌があります。

マラセチア菌は脂質を好む性質があり、

皮脂の多い鼻の回りや頭皮に増殖して炎症を起こします。

これから暑くなる季節になると、頭皮にマラセチア菌が増殖しやすくなり、

皮脂や頭皮の老廃物が毛穴を防ぎ、髪が抜けやすくなる、

薄毛になるといった「脂漏性脱毛症」につながります。

脂漏性皮膚炎は、頭皮にカユミや頭垢（フケ）を伴いますので、

つい洗髪時にゴシゴシと爪を立てたりして洗ってしまいがちです。

しかし、この様な頭皮への刺激は逆効果になりますので、注意が必要です。

皮脂の分泌を抑えるレバーやマグロ、卵、納豆、タコといった

ビタミンＢ２、Ｂ６を多く含む食事を摂ること、

ストレスをためないよう生活習慣を改善することも有効です。

カテコールアミンとコルチゾールという２つの副腎皮質ホルモンが分泌されます。

これを俗に「ストレスホルモン」といいます。これらのホルモンの関与によって、

血液中の血糖値を上げて、脳や筋肉の働きを高め、ストレスと戦う態勢を整えます。

さらに、心臓の心拍数を上げたり、血管を収縮させて血圧を上げることでストレスに備えます。

緊張したり、あがってしまうと心臓がドキドキしたり、顔が赤くなったりするのは、

この二つのホルモンの働きによるものなのです。

内閣の総辞職に伴い、政府の顔ぶれが変わりました。

政治家にも色々な人が居るとは思いますが、彼らは一般的にストレスに強いようです。

程度はあるにせよ、多くの国民の目にさらされ、

マスコミからのバッシングにもいちいち気にしていられないんでしょうね。

同じ傾向は芸能人の方々にもみられます。

やはり、多くの観客やテレビカメラの前でパフォーマンスをするには、

度胸が据わってないと一流とはいえないのでしょう。

ストレスが頭髪にも良くないことは以前にも書きましたが、

ベテランの政治家の若い頃が報道されるに連れ、やはり頭髪量の減少が気になる方が多いですね。

加齢による薄毛も「薄毛治療」で予防すれば、支持率も上がる？？？